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「電子タバコって何だろう」ニコチンや副流煙は?加熱式たばこと何が違う?

2018年、健康増進法の改革やたばこ税改正など、喫煙者にとっては厳しいニュースが続いています。

改めて自分が吸っているたばこの事を考え始めている方も多いでしょう。

喫煙スペースがきちんと用意されていた店内や乗り物。灰皿はどこにだってあったし、好きな場所で好きな時にたばこが吸えた、それももう昔の話。

近年、たばこのスタイルは確実に変わりつつあります。

「より害の少ない物を」「思い切って禁煙を」と考える喫煙者が増え始め、従来の紙巻きたばこよりも、加熱式たばこや電子タバコを選択する方が非常に多くなってきました。

ところが「加熱式たばこ」も「電子タバコ」も、結局同じたばこでしょ?どちらも体には悪いでしょ?と勘違いをされる事がまだまだありそうです。

さて、今回は「加熱式たばこ」と「電子タバコ」について、お話していきましょう。

たばこはどれも同じ?

紙巻きたばこ、加熱式たばこ、電子タバコ、結局どれも「たばこ」と付くなら同じなの?と思われるかもしれませんが、日本たばこ産業株式会社(JT)では、それぞれ次のように説明しています。

①紙巻きたばこ

細かく刻んだたばこ葉を紙で細長く巻き上げた形態のもので、私たちが普段よく見かける最もメジャーなたばこ。

②加熱式たばこ

たばこ葉を使用し、たばこ葉を燃焼ではなく加熱させ、発生する蒸気(たばこベイパー)を楽しむもの。「蒸気たばこ」「T-vapor」といった呼び方もされています。

③電子タバコ

たばこ葉を使用せず、装置内もしくは専用カートリッジ内の液体(リキッド)を電気加熱させ、発生する蒸気(ベイパー)を楽しむもの。リキッドには、ニコチンを含むものもありますが、日本国内では、ニコチンを含まないものが一般的。
参照:日本たばこ産業株式会社(JT)たばこの種類

紙巻きたばこ、加熱式たばこ、電子タバコの決定的な違い

加熱式たばこと電子タバコの決定的な違いは「たばこ葉」を使っているかどうかです。

2018年10月から段階的に行われる予定のたばこ増税においても、対象となるのは紙巻きたばこと加熱式たばこになります。

現在、日本国内で販売されている電子タバコは、ニコチンを含まず「たばこ製品」として販売されているものはありません。もちろん、たばこ税が課せられることもありません。
→いつから?たばこ増税と電子タバコについて(たばこ 値上げ)

紙巻きたばこよりも「低リスク」加熱式たばことは?

加熱式たばこは、たばこ葉を直接燃やすのではなく、電気の力で加熱して温めているだけなので、たばこ独特の嫌な「臭い」や「煙」が出ない事が一番の特徴です。

気になるポイントをまとめていきましょう。

リスクは低い、でもゼロではない

火をつけたたばこの燃えカスや煙には、約4,000種類もの物質が含まれていて、そのうちの約200種類は体に有害な物質とされています。

特に「ニコチン」「タール」「一酸化炭素」が体に与える影響は大きく、たばこの3大有害成分として有名です。

加熱式たばこは燃焼ではなく加熱してニコチンを含む蒸気を発生させているため、有害成分の発生量は紙巻きたばこよりも大幅に低減されています。

→【喫煙者はチェック】たばこに含まれる恐ろしい成分と身体に与える影響!

ニコチンやタールを含む有害物質は約90%カットされているといいますが、必ず安全という訳ではありません。

妊娠・授乳中の女性の加熱式たばこによる喫煙は大変危険です。さらに水蒸気を口から吐き出す時にも、微量の有害物質が含まれている可能性がありますので、受動喫煙のリスクもゼロではありません。

→子供を生みたいなら今すぐ禁煙!女性の喫煙と妊娠出産について

味や香り、満足感はどうか

現在、日本国内で販売されている加熱式たばこはJTの「プルーム・テック」、英ブリティッシュ・アメリカン・たばこの「グロー」、米フィリップ・モリスの「アイコス」の3商品です。

味や香り、喫煙の満足感についてはそれぞれ商品ごとの特徴や違いはありますが、たばこ葉を使用しているため、紙巻きたばこを吸った時と同じような感覚が得られるようにはなっているようです。

非喫煙者からの評判はどうか

喫煙する本人の健康面へのリスクや周囲への副流煙の不安は紙巻きたばこよりも少なく、何よりも嫌なたばこ臭や煙を感じない事が評価されています。

メーカーによって、加熱式たばこを吸った直後に独特な臭いを感じる方もいるようですが、紙巻きたばこの「ヤニ臭さ」や「酷く独特な口臭」に比べれば問題にはならないようです。

どんな人におすすめか

加熱式たばこは、これからもたばこを続けたい喫煙者の方々にとって、よりリスクの低い「たばこ」として、紙巻きたばこに代わる新しい選択肢となっています。

愛用者は今後もさらに増えていく事が予想されています。

ですが、加熱式たばこは「たばこ」です。

全ての方にとって必ず安全ではありませんし、加熱式たばこにも使い続ける上でデメリットを感じているという方もいらっしゃるようです。

・手入れやメンテナンスが大変
・コストがかかる
・選択肢が少ない
・販売場所がまだ少ない
・充電が面倒
・壊れやすい
・物足りない

新しいスタイルとして話題の「電子タバコ」とは?

電子タバコは、リキッドから水蒸気を発生させて、好みのフレーバー(香り)を楽しむものです。

たばこ葉を使用していないため、ニコチンやタールなど有害物質は含まれていません。

それでは、気になるポイントをまとめていきましょう。

本当にニコチンやタールを含まないのか

日本での電子タバコの製造や販売には厳しい規制があるため、ニコチンやタールを含んだものは販売されていません。

そのため、紙巻きたばこのような嫌な臭いや副流煙の心配もありませんが、海外で製造販売されている電子タバコにはニコチンを含むものが多数あります。

海外サイトからの個人輸入や、海外土産などで購入する事は可能ですが、安全性や信頼性への不安があります。電子タバコは、信頼のできる日本製のものを選択する事をおすすめします。

→海外電子タバコってどう?ニコチン入り電子タバコが危険な理由(電子タバコ 海外)

味や香り、満足感はどうか

電子タバコは構造によって3タイプ(リキッド補充式・カートリッジ式・使い捨て式)に分けられます。

それぞれ使用する専用リキッドの種類や数は電子タバコによって異なりますが、ミントやフルーツ、メンソール、限定フレーバーなど様々です。

自分の好みやその日の気分でフレーバーを変えて、味や香りを楽しむ事が出来るのが嬉しいです。

ニコチンやタールは一切含んでおりませんので、たばこを吸った時と全く同じ作用はありませんが、よい香りと味のある煙(水蒸気)が口寂しさをしっかり解消してくれます。

→あなたにおすすめの電子タバコはどのタイプ?使い方で選ぶ3タイプ(電子タバコ 種類)

非喫煙者からの評判はどうか

日本で製造販売されている電子タバコにはニコチンやタールは一切含まれていないので、紙巻きたばこのようなたばこ臭や副流煙が全くありません。

電子タバコはフレーバーを楽しむため、煙(水蒸気)が多く出てしまいますが、紙巻きたばこのような「臭くて煙い」という不快さはありません。

だからと言って、「電子タバコならどこでも自由に吸ってOKでしょ?」という訳ではありません。

フレーバーの好みが違う方、煙(水蒸気)の見た目を好まない方、電子タバコを知らない方などもいらっしゃいます。

今はまだ、電子タバコを吸っていい場所の明確なルールはありませんが、周囲の方へのマナーはしっかり考えておきましょう。

→路上喫煙も禁煙席もOKなの?電子タバコにだってマナーは大切です!(電子タバコ 吸える場所)

どんな人におすすめか

電子タバコによる医学的な禁煙効果はありません。

ですが、紙巻きたばこから禁煙や減煙を目指す場合に、豊富なフレーバーや煙(水蒸気)を楽しむ事で、本物のたばこと同じような感覚を味わえる、禁煙中の口寂しさを解消してくれるなど、禁煙グッズとしての人気が高まっています。

実際に禁煙や減塩に成功したという方も多くいらっしゃいます。見た目にもお洒落なデザインが多い電子タバコは、特に喫煙の影響や見た目を気にする女性のリラックスアイテムとしてもおすすめです。

→【2018年6月版】5千円以下で買える初心者におすすめのペン型電子タバコ5選!
→ ※ニコチンなし※女性におすすめのかわいい電子タバコ5選!

まとめ:たばこはルールやマナーを守って楽しみましょう!

好きな場所や好きな時間に自由にたばこが吸えたのは昔の事。

「加熱式たばこ」や「電子タバコ」の登場で、今後の喫煙スタイルは確実に変化していくでしょう。

少ないリスクで喫煙をこの先も続けていきたいなら加熱式たばこを。禁煙や減煙を目指していきたい、特に美容や妊娠出産を気にする女性なら電子タバコを。

紙巻きたばこに代わる新しい選択肢にどちらを選ぶかはあなた次第です。

ですが、どちらも「吸わない」という人がいる事は忘れてはいけません。

現在、加熱式たばこや電子タバコの喫煙に関する規定やルールはそれぞれの自治体や施設、店舗などによって様々です。

だからと言って、低リスクだから、害がないから、火を使わないから、とどこでも自由に吸っていいよ!という訳ではありません。

今までは喫煙場所に行くまで我慢出来ていた方でも、「加熱式たばこ」や「電子タバコ」に切り替えたことで、ちょっとした場所や時間にサクッと吸えてしまう気楽さを得てしまうかもしれません。

私は実際に、地下駐車場や公園、トイレや駅構内などでそういった方を目にしたことがあります。

たとえ不快に思う方がいても、特に非喫煙者には、それが加熱式たばこか電子タバコかの見分けはつきませんから、注意もしにくいでしょう。

明確なルールがないからこそ、喫煙を楽しむ方々には、より一層のマナーやルールへの心掛けを大切にしていって欲しいと思います。

→電子タバコが爆発?購入や利用は正しくルールを守って!(電子タバコ 事故)

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